いま、大学卒業に向けて、社会人になる為に、髪の毛のカラーをどうしようか悩んでいる方、多いのではないでしょうか?
心の中で、
『髪色くらい大丈夫でしょ』
『自由にさせてよ』
『最初だけはきちんと…』
とか、色々考えながらも渋々暗めに…
社会に出ちゃっている方々も経験はあると思います。
で、この時期、よくいわれるのが、
『1回暗い色を入れたのに落ちちゃうんですよね』と…
ハイここで!美容師ならば、何回も髪を染めている方々ならば経験上分かるのですが、
つい先ほどまで10代で、カラーの経験も少なく、ブリーチしたのも初めて、
という方々に当然とは思わない疑問に思うでしょう。
1回入れれば色は落ちない…と、
実はそんな事はないのです!1回でもカラーをしてしまうと、
『褪色』といって、色が落ちてしまう事
これ、必然なのです!!!!
なので、最初に入れた色と違ってくる(明るくなってくる)
これ、カラー事情にはよくあるのです。逆に、入れた色がいつまでも変わらな
ければ、今後のカラーチェンジが、とても大変になるというか、簡単に出来なく
なってしまうでしょう。
1、なぜ退色してしまうのか?
実は、髪の毛は、水に触れただけでも膨潤します。
この膨潤、簡単にいうと、髪の毛が膨らみ、毛髪内の結合が切れる事+キューティクルが開いている状態をいいます。
こうなると、髪の毛の強度は弱い状態になっています。
この膨潤、カラー剤にはアルカリ剤といって、より、膨潤を促すものが入っています。
膨潤させ、メラニン(髪を黒く見せているもの)を取り、代わりに、お客様からのご要望の色味を入れていきます。
ここで余談ですが、カラーしている最中、時間を置かれて放置されている状態がありますよね。あれ、空気中の酸素で、小さかったカラー剤の分子を酸素に触れさせる事で、分子を大きくし、毛髪内にとどまるようにしているのです。
コレをしっかり行わないと、分子がきちんと反応しないまま、シャンプーし、毛髪の隙間からスルスルと色が流れていき、持ちの悪いカラーになってしまうのです。(放置時間は意味のある大切な時間)、1度開いてしまったキューティクルが、完璧に戻る事はないのです。
そして、この膨潤、繰り返す事で、髪の強度はどんどん弱まり、ダメージへと繋がるのです.
2、退色を防ぐ
コレは長年美容師をしていて、絶対に退色しない!
は、不可能です。多少なりとも色落ちはしますし、3ヶ月持たせる!なんてことも不可能です。
最初でもいいましたが、それなりに持つという事は、カラーの色をすぐに変える事はとても簡単ではない事も承知下さい!
ここで、キューティクルの話ですが、閉じないのであれば、隙間をコーティングすればいいのではないか…
コレが、世に言う『トリートメント』
といっても、それぞれの美容室によって、取り扱っている商品もメーカーも様々なので、専属の美容師さんに聞いてみると間違いないと思います
ちなみに、
Lani5710では
トリートメントメニューこんなにあります。
そしてもう一つ、
365日されている、お家でのシャンプーや髪のお手入れ
ドラッグストアで売られているものを使われるのならば、退色させたくないは厳しいです。
最近世の中でいわれている『シリコン』市販のならタップリ入っていると思います。毛が、1本1本コーティングされていると思います。
が、コーティングが強すぎれば、カラーチェンジも容易ではなくなるし、トリートメントしようにもコーティングされていては、外側から入れる事も出来ない。悪循環。という事も頭に入れておいて下さい。
同じシリコンでも、1回のシャンプーできちんと落とせるものをお選び下さい。
髪を丁寧に扱っていれば、色々な施術も出来ますが、素材は限られていますので、雑に扱ってしまえば、やりたい事も出来なくなります。
色を持たせるには、それなりに、髪に良い事をされるのをお勧め致します
コメントを残す