白髪染めだから、おしゃれなカラーや明るいカラーはできないと今でも思っていらっしゃる方々。やり方は沢山あります

おしゃれの制限がなくなっている今、ヘアカラーのやり方も、
お客様の数だけ、美容師の数だけ多種多様化時代。
昔みたいに、
白髪染めだから明るくできない。
とか
白髪染めの色には、限りがある。
な〜んて事は言いません。
中には無理難題はありますが、
おしゃれに楽しく、やりたい事はやってみましょう!
中でも多いのは、明るくしたいという希望
初めてカラーや白髪染めをするという方は難なく明るくできます!
問題なのは今まで5レベル(地毛の黒と同じくらい暗く)で、ずっと染めてこられて、月に2・3回は染める、という方。
何回も何回も頻繁に染める事で、退色するのを待たずして、黒い染料が、白い毛にも黒い地毛にも何層にもなって、蓄積された真っ黒の毛。
を、どう明るくするか…
しかも、そこに、ストレートパーマもかかっているとなるとダメージはまぬがれない。
が、なるべく、最小限に手触りだけはなんとかザラザラジリジリにはしたくない。
ここで、こんなに強固に絡み合った黒い染料を取るには、ブリーチが挙げられる。普通のカラー剤では、うんともすんとも言わないので…
が、やはり、ブリーチイコールダメージ
ダメージはしたくない。
いま、ケアブリーチという新しい髪を守りながらのブリーチの仕方もあるが、
一回ブリーチをしてしまうと、色落ちが凄まじいのと、
なんとも言えない、あの、一回黄色いオレンジ頭になると、ちょっとびっくりされて、大丈夫かしら?と、不安な気持ちがふつふつと湧き上がって、なんとも居ても立っても居られない気持ちにさせてしまう…
と、全部の髪をブリーチしてしまうのは色々な懸念があり、私自身抵抗がある。
何も知らない私であったら、自分が、急に金髪オレンジ頭になると、もはや、楽しみではなく不安笑笑
と、いうわけで、滅多なことがない限り、全部の髪をブリーチはお勧めしていない。
そこで、全部の髪ではなく、
3分の2、金髪ではなく、フンワリ明るく。だと、きっと、おしゃれに髪も軽やかに明るくなるのではないか…と。
というのは、全頭に細いすじ状のハイライトを沢山入れて、全体を明るく、そして、立体感が出るので、ツヤ感が増すやり方はいかがでしょうか?


これだと、
ダメージの軽減
黒い毛も残るので退色をおさえ
根元の、伸びも境目が曖昧になり、持ちが良い
いいことばかり書くといやらしいので、
マイナス面は、すっごく明るく!
には、ならない。フンワリ明るく。
このスジ状のカラーに入れるのは、ブリーチ単品だと阪神タイガースみたいになってしまうので、一番明るいカラー剤か、一番明るいカラー剤に、ブリーチをちょっと混ぜるだけで、綺麗にリフトアップします。
これで、退色した時にも、変な金髪にならない。
ダメージも軽減。
これに、お好みの色をのせれば何色にでもなります。
そしてもう一つの方法。
白髪の量にもよりますが、白髪染めの頻度って、前にも述べましたが、頻繁。
そうなると、根元付近のカラーが毛先に比べて暗くなってきます。
逆に言えば、毛先が明るくなってきているので、色が入れられる!!!
そう!ここにお好きな色をオン!!!
カラーは基本、トーンダウン(色を暗くする)でしたら、ダメージはほぼありません。
むしろ、入れてあげた方がツヤと、ハリ、潤いが増します。
今回はレッド!
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今回もマイナス面を…
色は限られます。大体暖色系統の色が綺麗です。
そして、明るくするのではなく、色をのせるので、若干暗くはなり
が、色味が変わるので、ちょっとしたおしゃれ!
これも一つの方法ですね!
まだまだ方法はありますのでご相談ください♪
少しでもいつもと違う自分に巡り合うと、気分も上がりますからね!
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ABOUTこの記事をかいた人

美容師&着付師 女性目線で常に『素材そのもの』を活かす施術をモットーに やってます。 お店にくる方が少しでも癒されるように、マッサージも研究し、スパニストとしても自信あり。