Lani5710のヘアドネーション〜JHD&C〜について。お店での流れと髪の毛のその後

Lani5710でやっているJHD&Cという機関は、
寄付された髪だけで作ったメディカル・ウィッグを
頭髪に悩みを抱える18歳以下の子どもたちに
完全無償提供している日本で唯一のNPO法人です。
そして、そのウィッグに適した髪の素材は
●31cm以上の長さがあること
●カラー、パーマ、ブリーチヘアでもOK
●完全に乾いていること
だそうです。
この、長さの理由ですが、
☆JHD&Cではメディカル・ウィッグに使用する毛髪の長さを「31cm以上」と定めています。この長さは、頭をすっぽりと覆う全頭用ウィッグに用いる毛髪の世界的な基準「12インチ」をセンチメートルに換算した数字です。
らしいのです.知らなかった!
 
が、長さが31cm未満でも、シャンプーやトリートメント剤、カラー剤の開発に不可欠な「評価毛」として、また美容師さんが練習で使うカットマネキンの素材として転売することで役立っているそうです.そしてウィッグ製作費の一部になるそうです。
 
Lani5710でのご来店時の流れ、
まず、何センチ寄付して頂けるかを聞き、長さを測り、切った後の髪型をじっくりご相談し、承諾を得てからドナーシートにご記入いただきます。
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そして、その場で長さを切らせて頂き、
切った髪の毛は、そのまま封筒に入れ、送らせて頂きます!責任を持って!!!
その毛がどうなるのか…
まず、郵便局員の方や、宅配業者の方が、毎日配達してくれます.
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そして、ドナーシートと照合しながら、髪の毛を長さ、カラーリングの有無別にボックスに仕分けられ、
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長さの基準
Sサイズ(31cm未満)…
フルウィッグ(頭をすっぽりと覆うウィッグ)として使用するには残念ながら長さが足りないため、シャンプーやトリートメント剤・カラーリング剤を研究開発するメーカーに「評価毛(試作用の髪の毛)」として、また、美容師さんが練習で使用するカットマネキン用として転売することで、ウィッグ製作費の一部として役立てています。
Mサイズ(31cm以上50cm未満)…
医療用フルウィッグの素材として役立てています。
Lサイズ(50cm以上)…
ロングヘアのウィッグの素材として理想的な長さです。
 
そして、長さに分けられると、トリートメント処理をしてもらい、1本1本植えられるのです。
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☆最後にこう書いてありました☆
つくられるウィッグはメッシュ状のウィッグネットに、髪の毛を半分ほどの長さで折り返すようにして一本一本結びつける製法を採用しています。これによって抜けを低減し、さらに頭皮への刺激を減らすことができるのです。
この製法では、31cmの髪の毛は、およそ半分の長さ(15cm)のボブスタイルのウィッグに仕上がります。
皆さまが想像する以上に「長い髪」が必要なのです。
また、提供を待っている子どもたちの多くが「ロングヘアのウィッグ」を希望するため、髪の毛は長ければ長いほど貴重です。
JHD&Cがお願いする「31cm以上の長さ」には、こんな理由があるのです。
 
 
この内容を知るのと知らないのでは大きな違いですね.
もっと詳しく入りたい方は
JHD&Cのホームページ
へどうぞ!!
ぜひともご協力お願いいたします。
 
 
 
 
 

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ABOUTこの記事をかいた人

美容師&着付師 女性目線で常に『素材そのもの』を活かす施術をモットーに やってます。 お店にくる方が少しでも癒されるように、マッサージも研究し、スパニストとしても自信あり。