よく、ご来店頂いた方がお席に座った瞬間、
「おや?」
と思う事が、あります。
それは【前髪】
何となく、違和感を感じるのです。何となく…
「自分で切りました?」…と。
そこで、
「ハサミはどうされてますか?」と、聞くと、ほとんどの方が
ペーパーを切る文房具のハサミで切ってます。という事。
ワァオ!!
なぜかというと、ハサミの「切る」という動作
ペーパーを切るハサミ。
髪を切るハサミ。
それぞれ違うのです。
文房具のハサミ
普通の右利き用のハサミ
当然、刃に指を押し付けても切れはしません
横に滑らしたとしても切れたりしません。
そして、濡れたティッシュを切ろうとしても
この様に跡がつくだけ。切れたりはしません。
が、普通に紙を切ったりするのは支障がありません!!
文房具のハサミの構造は
2枚の刃が、1点のみで交わるように刃の角度や微妙なカーブ
をつけてあり、その接点で押し切り進むのです。
美容師のハサミ(シザー)
これはさすがに怖くて指なんぞ置いてはいけません。
そう!!
じつは、美容師さんが持っているハサミ、刃が鋭いので指を押し付けるだけで切れますのでご注意下さい。
切れ味全然違いますので、これも…
こうなりますよね。
両方の刃が、切れ味抜群に研いであるのでこうなるのは当然。
ハサミの刃の鋭さは格段位違います
なぜ文房具のハサミで切らない方が良いのか?
要は、切れ味です。
先ほどのティッシュでも分かるように、髪の毛の断面がキレイになっていれば、それだけ髪に負担がかからないのです。
のり巻きを思い浮かべて下さい。と、画像がないのでトンカツで笑
この断面✨
料理をされた事のある方ならお分かりかと…
こんなに綺麗に切れるのは、包丁の切れ味が抜群にいいからです。
もし、美容師さんのハサミでこのトンカツを切れば、きっと綺麗に切れるでしょう。が、一方で、文房具のハサミで切ると、こうはなるでしょうか?
もし、髪の毛の断面がキレイなら、毛先の艶、引っかかり、などはなくなり、キレイな髪になると思いますが、断面がぐしゃぐしゃだと、それはもう枝毛の原因になってしまいますね。
おぞましい😱
毛先が白くぷつぷつしたりしているのはこれが原因です。
が、美容師のハサミは1丁数万円〜数十万円もします。
なので、
結局どのハサミがいいのか?
1日に何人も切る訳ではないので、一般の方が、そこまでのハサミを買われる事はないと思います。
アマゾンとかで売っている
↓ ↓ ↓
こういう2000円ぐらいのセットでもいいのではないでしょうか。
ここでスキバサミもついてきますし!!
このスキバサミ、絶対あった方がいいと思います!
皆さんが失敗する原因、スキバサミがあったら解決するんじゃないかな〜と…
自分で散髪する時の失敗例
- 短くなりすぎた
- 左右がたがた
- 横のつながり方がおかしい
などなど
『髪の毛は量を少なくすると短くなる』
これを念頭に
①最初ちょっと長めに切っておく。
②理想の長さのトコからスキバサミを入れていく。
③前髪と横の毛のつながりのトコをスキバサミの開閉を細かく何回もしながら
ぼかしていく
手取り足取りご説明させていただきます♪
失敗されたら修正カットも致します😊
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