よく客様から、
『自分で洗うのと美容師さんに洗ってもらう仕上がりが全然違う!』
しかも、なかなかベタつかないらしく、2日ぐらいは洗わなくても全然いける!らしいです。
が、きちんと洗って下さい😳
私の思いつく要因として…
一つは『美容師さんの技術』
二つめは『サロンのシャンプー』
三つめは『シャンプー台』
一つめについて、
美容師さんの技術
これ、どこのお店も同じかと思いますが、
まずお店に就職したら、長いであろう美容師人生の一番はじめの特訓は
「シャンプー」です。
しかも、入社と同時にシャンプーが出来るようになる為に、入社前から。
シャンプー技術項目
- 指が地肌までとどいているか?
- シャワーノズルの角度はあってるのか?
- まんべんなく洗われてるか?
- シャンプーのリズム
- シャンプーの泡立ち
- お流し、お湯すぎは十分できているのか?
などがあげられます、
が、一般の方とのシャンプーの仕上がりの差が一番大きく出てしまうのは、
「シャンプー剤をつけて洗う前のおゆすぎ」
だと思います。地肌をしっかりとらえて余分な汚れ(皮脂、ホコリ、スタイリング剤など)を落とします.
これ、食器洗いを想像していただくと分かるように、油がギトギトについている状態で洗剤をつけてもキレイに汚れは取れないと思います。
ある程度汚れを落としてからでないと、汚れ落ちはしないですよね。まさにこれです。
地肌をとらえるにもガシガシ頭皮に傷をつけてはいけませんので、あくまでソフトに!
爪の長さもマメにチェック!!
このときに、しっかり汚れを落とせているか落とせていないかで仕上がりは変わります。どんなにいいシャンプーを使っていても…
ここをしっかりしていれば泡立ちがよくなり、過剰なシャンプー剤をつけなくてもいいのです。
サロンのシャンプー
もちろん美容室のシャンプーはこだわったいいものを入れております。肌と同じ成分のものであったり、髪に潤いを与えてくれるものであったり、様々ですが、
皆様のお悩みも様々。担当の美容師さんにお聞きするのが一番かと…
なぜ良いのか?
laniに置いてあるシャンプーは、全て入れる前からスタッフで吟味し、良さそうだなと思ったものは、講習会で商品の内容成分、使い方、特性の説明を受け、実際にシャンプーし合い、サンプルをもらい、数日試してみて、本当に良かった、と、思ったものしか入れていません。
自分たちが納得しないものはお客様にはご紹介したくないのでここは自信を持ってご紹介しております。
あと、使う量もポイントです!
いいものだから、たくさんつければいい!とか、少なめに使ったりだとか…
なんでも、適量を使う!という事がポイントです。
前述の「シャンプー剤をつけて洗う前のおゆすぎ」
ここをきちんとしていれば1〜2プッシュぐらいで済みます♪
5プッシュぐらい使う方は、もはや過剰ですので、しっかり事前のゆすぎをしてみて下さい!
特に
耳の裏、頭頂部、後頭部の下側や、生え際付近もしっかりゆすぎましょう!
シャンプー剤の使い過ぎは肌トラブルのもとになります!!
シャンプーのトラブル
- かゆみを生じたり
- ギトギト油っぽくなったり
- 匂いがキツくなったり
- できものができたり
- フケが出てきたり
経験がある方は、まず、シャンプーの仕方をもう一度見直してみて下さい。
次に
シャンプー台
ここ!
こればかりは美容室ならではになってしまうのですが、
シャンプー台で、洗われる体勢がとてもいいように感じます。
シャンプー台の良さ
普段、自分でお風呂場で洗われるとき、上からシャワーを当てますよね?
これ、お湯も髪の毛も重力には逆らえないので、どうしても地肌をとらえづらい…
ですが、美容院のシャンプー台で洗われる時は
頭を床と平行にしますので、髪の毛が下に向かって地肌から離れる状態になります。そして、上から下から多方面で当てられ髪の毛を浮かして、地肌に直接お湯が当たるように洗います。
お風呂場で洗われるより、確実に地肌をとらえて、髪の毛の下にある地肌を洗えている!
こここそが、ずっとフンワリサラサラに続く要因かと!
多分皆様は、『きちんと洗えている』と思われていますが
衝撃事実!!!
美容師人生のなかで、色々な方の頭を洗わせて頂いておりますが、
きちんと洗われている状態の頭皮や髪の毛の方は、全体の半分もいらっしゃらないと感じてます。
なので、本当は月に1回でも、ヘッドスパで、毛穴に詰まったシャンプー&トリートメント剤をキチンと根こそぎとって健康な汚れのない地肌にリセットする事はオススメ致します。
毎日毎日されるシャンプーだからこそ、研究に研究を重ね、キレイな頭皮と髪を育てていきましょう✨
厳しく書いてしまいましたが、何回でもシャンプーについてのご質問は伺いますので、何なりと来て下さい!!
コメントを残す